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執筆者の写真kyon_mm

47機関はデロイトトーマツコンサルティングに移籍しました #RSGT2021




2020年2月から開始した47機関のチーム移籍活動は、デロイトトーマツコンサルティング合同会社(以下DTC)への移籍という形をもって終了となりました。

2021年1月からDTCに在籍しており、現在は様々な手続きをしながら新しい仕事に着手をしています。

チーム4人全員が同じ部署に所属となり、kyon_mmはDTCの執行役員としてジョインすることになりました。


2020年2月にチーム移籍活動開始についてブログ投稿したのをきっかけに、Twitter、メール、チャット、問合せフォームなどから多数の移籍候補先としてコンタクトをいただきました。また、私達から御声がけさせていただいた企業もありました。

昔からの知り合いの方もいれば、今回の移籍活動で知ってくださった方もいれば、知り合いの紹介というかたもいればと様々でした。

結果として20をこえる企業の方々と面談させていただき、チーム全員参加を基本に、レンタルスペース、会議室などでビデオチャットで会話しました。会議室はなごのキャンパスをつかうことがおおく、近場の場合には直接おあいすることもありました。

ですが、3月にはCOVID-19が拡大していき集まりにくい時間もふえ、各自が自宅からリモートで参加する場面もありました。


想定外のCOVID-19があり、企業とマッチしないという面もありましたが、むしろ自分達にとっては追い風となりました。

47機関は名古屋からの移住に消極的なためリモートワークと出張を基本とした活動にしたいというのが念頭にありました。きっと受け入れてくれるであろうとおもっていましたが、COVID-19によりリモートワーク導入企業が大幅に増加したことで、リモートワークでもある程度うまくいくということにたいして理解してもらう時間をつくらずにすみました。


そうしてコンタクトをくださった方達にはチームとしてのピッチをさせていただきました。次のスライドをつかって私達とは何者であるのかを説明させてもらいました。



47機関ピッチスライドはこちら





また移籍先を選ぶにあたっては条件が複数あって基本的には同一の条件をどの企業にも提示しました。

そうして、面談がおわったあとには、チームで30分間ふりかえりの時間をもうけて企業と私達のマッチ度みたいな点数をつけていました。

この点数はあくまでも目安なのですが、10以上の企業と会話することはある程度予想がついていたので、ちゃんとまとめておいたことで、自分達の決定がよかったのかわるかったのかなどさまざまな視点をもつことができました。


点数は次の式できまっていました。


チーム総年収 × ビジョン × 働き方 × 得られること = マッチングポイント


ビジョン、働き方、得られることは1,2,3,5となっていて、1評価なし、2まぁいい、3いいね、5最高っすね という感じです。4がないのはフィボナッチ数的な理由です。

自分達の基準点となるものをまずは用意して、そのうえでこのマッチングポイントを企業毎につけていきました。企業毎にトレードオフが異なり、基準点をこえてくる企業さんが多数いらっしゃいました。


また、チームメンバーそれぞれのおおまかな現年収、希望年収はチーム内で共有してあったため、マッチングポイントシステムに納得しやすかったですし、契約面での交渉なども迅速におこなえました。

交渉について言えば、例えば、kyon_mmと企業だけで話すという機会も中にはあり、その場で契約面について個別に話がでてきたときに「私の意見は○○の意見と受け取ってもらってかまいません」と言い切れました。そのたびに面談を調整していては御互いの時間をつかってしまいますし、心理的なハードルもたかいです。すばやくおこなえたのは実利的でしたし、チーム内での信頼関係があるからこそだったとおもいます。

また、前職ではもっとざっくりとですがメンバーの年収面をおさえながら、自分達の仕事の値段を自分達で決めるということもしていたので、コンタクトをくださった企業のうちいくつかとは、ジョイン後の短期から中期までどんなビジネスをどういった収益モデルで行なっていくのかといった議論もできました。


こういった移籍活動前もふくめてですが、レジュメをまとめる、ピッチ資料をつくる、メールに返信するなどふくめて、チーム内でもやらなければいけないことなどが多々あり、それらはタスク管理をしていました。

そのへんもふくめて今回つかったツールは次です。



ピッチをして、収益モデルについて話して、比較検討をして、さらにブラッシュアップをしてというのを半年間くりかえしました。こうしていくつもの対話をくりかえして最終的にはDTCへの移籍となりました。


DTCに移籍した理由はピッチスライドにもある私達の夢に共感をいただけたこと、DTCは顧客とEnd2Endで伴走をしていきたいという方針に共感をおぼえたことです。

47機関は「ある程度はシステム開発にたずさわっていくことをベースにしながら、他の活動もしていきたい。そしてどんどんと良いものを見つけては広めていきたい。」という思いがあり、そこがマッチしました。

おたがいに大きなチャレンジで、ドキドキしています。


今回、結果としては移籍先にならなかったのですが、「優秀なエンジニアを雇って、エンジニアリングを強化していきたい」とおもっている企業さんはたくさんいらっしゃいました。そんな熱い心をもった企業さんを一部紹介させていただきます。もしよければのぞいてみてください。彼等の情熱に心を打たれるとおもいます。


(順不同)



今後もソフトウェア開発、システム開発、IT、アジャイル開発といった分野を中心に活動をしていきます。

様々な形でみなさんとわいわいできるとうれしいです。

お仕事、講演、セミナー、相談などなどおまちしております。

contact [at] kikan47.org


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